2020/10/05 11:20

おはよーございます。

先週病院で膝の水を抜き過ごしていましたが
今日は曲げると痛くなってきました。
夢みるやきいもおじさん
雨模様ですしなんだか水っぽい三浦です。

秋になると、やきいもシーズンが到来します
昨今のブームでやきいもを焼く人や店を
オープンする人が多くなりました
やきいもは単純だけど奥深い食べ物です。

「石焼」「つぼ焼」「オーブン」の
3種で遠赤外線の熱を使って焼く

沢山の品種からサツマイモを選び
温度や時間を調整して焼く

この2つを試行錯誤してやきいもを
焼き上げるわけですが…

超蜜やきいもの須藤さんの影響を受けて
オリジナルの焼き方に注力するお話になります

須藤さんは、蜜を最大限に引き出す
芋蜜ダラダラの「超蜜やきいも」を
釜から作り10年かけて完成させたそうです
やきいも業界で僕の知っている中で
唯一「焼き方」が店の看板になっている
唯一無二のやきいも屋さんです

希少品種を仕入れ専門店を名乗る
老舗「やきいも ふじ」スタイルと

僕が2年前から目指している
やきいもをスイーツ化した
進化系やきいも専門店といわれる

日本全国のやきいも専門店は
この3ジャンルに分類されてます。

コンビニ・スーパー・ドンキ・専門店 など
沢山の売場が次々を増え続けている昨今

自分のスタイルを確立しなんがら
僕は進化・挑戦していきたいし
日本のやきいもを世界で売る為にも
独自の焼き方を手に入れることが
とても大切だと思い日々勉強しております

前置きが長げぇーくてスミマセン。。。



ここからは独自の工夫を紹介させてください
当店のやきいもは、開業から一貫して
アルミホイル巻いての蒸し焼きが基本です


理由は「皮まで食べて欲しから」
僕は皮まで食べるのが一番うまい
信じて止まない「皮崇拝者」です。

12月も過ぎるとサツマイモは熟成され
やきいもの皮と果肉の間に
芋の蜜が溜まる様になります

温度を調整して焼くことで
キャラメルみたいな層が出来るのが
僕自身とてもおいしいと思ふ。

※思ふのイメージ(君の目をみると思ふ)


やきいも処 DoCo? 弐番館 では
皮を柔らかく、果肉をしっとりさせる為
「ココナッツオイル」をサツマイモに塗り
ホイルを巻いてつぼを使って焼いておりましたが

温度と時間がコントロールしたくて
昨年の業務用のオーブンを購入しました

炭加減でやっていた温度調節が
簡単になったことに加え
今まで焼き芋の常識をひっくり返す
革命的な焼き方を見つけました
果肉トロトロで皮のお焦げが香ばしやきいもです

※写真1:皮と果肉の間にキャラメル層の図
※写真2:皮がしっとりしてるのに焦げてるの図

つぼ焼きでは
炭をくべてから追い炭をしても
灰を捨てないと空気が通らず
ぶらさがった芋の下から
七輪を取り出すのが難儀で
焼きあがったやきいもに
更に熱を加えるのは困難でした

オーブンでは下焼きでしっかり糖化させ
さつまいもに含まれる蜜を最大限に引き出し
焼き上げた後に高温で焼くことで
皮だけを焦がす焼き方をあみ出しました

糖化とは?
今シーズンは更に進化させて
ココナッツオイルを塗る前に
マイクロバブルでさつまいもを洗い
すっげーまぢナノレベルな
綺麗さの焼き芋を焼いております


そんなこだわり満載のやきいもを今日も焼いて
お客様の日常の「ささやかな幸せを」
お届けしていきたいと切に思ふ

Thx やきいもフレンズ