2021/01/07 17:16

今更あけましておめでとうございます。

風評菌コロナ様は第三波になり
2度目の緊急事態宣言までたどり着きましたね。


今では全国で食べれる様になった
焼き芋を半分にして砂糖をかけてブリュレする
「焼き芋ブリュレ」の歴史を伝え様と思います。

最初に世に出したのは「らぽっぽファーム」さん
焼き芋にカスタードクリームをのせ焼きを入れ販売
ゆえに「らぽっぽファーム」さんが元祖です。

全国初「やきいも」に特化したフードフェス
2017年に「品川やきいもテラス」が誕生して
第4次焼き芋ブームの土台が形成されていきます

2016年焼き芋デビューした僕は修行を目的に
焼き初めてたったの3か月で出店してしまった

軽トラに焼き壺とありったけのお芋を積んで
出店したまでは良かったが…

需要が供給を超え続けること7日間
逆に言えばお客様を待たせ続けた7日間で起きた
「人生の転機になった大トラブル」

つぼの数を増やして焼く量を増やすべきか?
芋の量を減らして販売することは出来ないか?
事前に焼き貯めして解凍販売は出来ないのか?
焼き芋を使った温かい飲み物は作れないか?
40分粘着的なクレームを浴び続けたからこそ
思考がクリアに出来て次なる課題が明確になり
「こうなりたい焼き芋屋さん」の素案が生まれ
業界でウチが目指すべき場所がハッキリしました

芋の熟成は進むけど、芋供給が極端に減る3月
芋の量を減らし付加価値を上げる為に
干し芋に着手加工を加えることで
イベントから2ヵ月経過した3月24日に
1発目のメニュー「干し芋ブリュレ」が完成した

焼き壺を売ってくれたポットクックさんも
コメントを残してもらったことでブチ上がった
気にして見てくれてたことが、ただただ嬉しかった

この頃はまだ、らぽっぽさんで焼き芋ブリュレが
販売されてることは知らなかったのだよ
能天気で幸せな田舎のやきいもおじさんでした

2017年8月31日には焼き芋販売がはじまり
焼き芋ブリュレにヨーグルトエスプーマをのせたり
瞬く間に移動販売の看板メニューになり
オペレーションを重ね作り方や
器具の改良が進んでいき準備万端。
キッチントレーラーも導入し
品川やきいもテラスで全国デビューさせた。


同じイベントに出店していた「SEED」さんも
タイミング同じくして販売を開始したことで
やきいも業界関係者の目に止まったこと
Instagramで発見した焼き芋マニアなお客様が
ご自宅でチャレンジしたことによって
全国各地で派生し焼き芋スイーツとして定着した

品川やきいもテラス2018を境にして
全国スーパーに焼き芋機械が設置されたり
ドンキホーテ店内での焼き芋販売が大当たり
コンビニ各社が焼き芋スイーツを展開したり
2021年になっても勢いが止まらない
「第4次やきいもブーム」に繋がっていくのです

イベント明けに「やきいもブリュレ」をエゴサして
はじめて「らぽっぱファーム」さんが
焼き芋ブリュレを販売していることを知り
その足で仙台へ向かい地下売場で目の当たりにして
僕が最初ではナイことに気づくのであった。
これが知る「焼き芋ブリュレ」の歴史です

注文すれば目の前に出てきて
おいしいと言いながら写真を撮り
今日アナタがSNSにUPされるまでには
沢山の人が関わり生まれたのですよ

沢山の人の中には生み出す人と
広げる人がいてそれぞれの想いがあり
おいしいと笑顔になるアナタの顔をみて
幸せな気分になっている焼き芋屋さんに
ごちそうさまとお伝えくださいね。

次回は焼き芋ブリュレを通して
体験、憤り、悩み、調べた僕が世に伝えたかった
「オマージュ」と「パクり」は何が違うのか?? になります